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Event/Spot

台湾の一風変わった独特のイルミネーション?

日本では考えられない? 仏像やお寺が派手にライトアップ

台湾の台南市にあるお寺「麻豆代天府」の中にある觀音寶殿内に、大きな照明が4つ立っています。
巨大な仏像よりさらに大きい照明は、「太歲點燈」という、世界一高いLEDを使用しています。
(画像参照:http://goo.gl/JyutCk

その高さは42尺(約12.7m)もあり、一見クリスマスイルミネーションのシンボルツリーのようにも見えるほど、キラキラした輝きと存在感を放っています。

近くで見るとわかるのですが、実はこの大きな照明の明かりひとつひとつは、LED照明で照らされた小さな仏様をいくつも並べたもので構成されています。それが120層にも積み上げられ、巨大なタワーのように見えていたのです。さらに驚くのが、この塔はクルクルと回転しながら周囲を照らしているということ。
(参照:http://goo.gl/qbK8MI

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このようなLED光明燈は、台湾のお寺では珍しくありません。
様々な設置方法・形があり、錐型や、円柱を複数まとめたものや、壁一面に並べたものまで、大きく派手に光り輝いています。
(参照:http://goo.gl/7bwTms

LEDは省エネかつ、長年電球交換が不要ということもあり、お寺でも需要が高まっています。今後ますますLED光明燈を設置するお寺が増えていくかもしれません。

昼と夜とで表情を変える極彩色の龍虎塔

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台湾南部に位置する高雄市にある人造湖の「蓮池潭」には、巨大な龍と虎と一体化した極彩色の七重塔の「龍虎塔」がそびえたっています。
龍と虎の口が塔の根元で大きく開いており、観光客は必ず龍の口から中へ入り、虎の口から出てきます。これには理由があり、台湾では十二支の中で最も善良な動物が龍、最も凶暴な動物が虎と考えられているため、龍の口から入って虎の口から出ることにより、これまでの悪事が清められ災いも消えてなくなり善人になれると考えられているのです。

そんな「龍虎塔」ですが、夜にはライトアップされ昼とは違う魅力的な表情を楽しめます。
並んだ七重塔と龍と虎がライトアップされた姿を近くで見ると、大きく口を開いた巨大な龍と目の光る虎の迫力に圧倒され、七重に並んだ塔に灯された明かりが美しく夜空に浮かび上がる様子が見られます。
塔から離れて見ると、大きな湖に浮かんだ二つ並びの塔の光が、水面にも映り大変幻想的な夜景を見ることができます。
(参照:http://goo.gl/k51jze

この「龍虎塔」、実は日本でも見ることができます。
東武ワールドスクウェアのアジアゾーンに高雄龍虎塔として展示されています。サイズは本場よりもかなり小さいため、残念ながら実際に中に入る事はできませんが、日本にいながら台湾の雰囲気を楽しむことが可能です。
(参照:http://goo.gl/pWRm0i

台北らしいライトアップを楽しむなら松山慈祐宮

台湾の台北市にある「松山慈祐宮」は、1753年に建てられ、航海・漁業の守護神として媽祖が祀られている六階建ての廟です。
無料で参拝できるため、夜でも線香を持った参拝客が後を絶ちません。
廟内の彫刻や極彩色の豪華な装飾は昼間に見ても見事ですが、ライトアップが行われる夜に是非訪れていただきたいもの。柱や屋根に施された繊細な装飾が暗闇に浮かび上がる姿はとても幻想的で美しく、人気観光スポットのひとつとなっています。
(参照:http://goo.gl/UKOO5r
(参照:http://goo.gl/8jMXa8

松山慈祐宮の近くには台湾の2大夜市のひとつとして有名な「饒河街観光夜市」や、S字型の特色ある曲線デザインで新たなランドマークとなった「彩虹橋」があります。こちらの橋も夜になるとライトアップされ、台北らしい夜景を楽しめます。
(参照:http://goo.gl/mlSV1z
(参照:http://goo.gl/q6m3NH

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