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冬にイルミネーションが多い3つの理由

気温が下がり寒さが増す冬には、一斉に街中でイルミネーションが輝き始め、人々を楽しませてくれます。

イルミネーションの季節=冬というイメージを持つ方も多いと思います。
冬の一大イベントであるクリスマスの存在も影響しているのだとは思いますが、なぜ冬のイメージがここまで定着したのでしょうか?

今回はその理由を探っていきましょう。

理由1:イルミネーションの美しさを最大限引き出す条件が揃っている

そもそもの前提として、イルミネーションは夜こそ美しいきらめきが楽しめます。
日没が遅い夏はイルミネーションを楽しむための夜の時間が短く、イルミネーションの魅力を存分に堪能できません。
その点日没が早く夜の時間が長い冬は、イルミネーションの美しいきらめきを長くたっぷり楽しむことができます。

また、冬は一年の季節の中でも最も空気が澄んだ季節です。
乾燥した空気や安定した気流、空気中の不純物の減少などの気候条件により澄んだ空気が生まれ、夜空の星やイルミネーションがほかの季節よりも綺麗に見えるのです。

理由2:冬のイルミネーションは樹木へ負担が少ない

イルミネーションは屋外の樹木などに装飾する姿もよく見られますが、実は冬以外の季節に樹木へ装飾をすることは、あまり好ましいと言えません。

近年発熱を抑えたLEDのイルミネーションが主流になってきてはいますが、LEDライトとはいえ微量の熱は発生します。そのため、若葉の頃や青々とした葉が付いた樹木にイルミネーションを装飾すると、LEDの熱が少なからず樹木へダメージを与えてしまいます。

また、樹木へ巻きつけるコード類が健康な葉にダメージを与えることもあり、樹木の成長の妨げになる恐れがあります。

葉が枯れ落ち、枝ぶりがハッキリとわかる冬の樹木なら、イルミネーションの装飾を行う上で視界がクリアな状態でスムーズに作業が行える上、樹木へのダメージも最小限に抑えられるため、冬がイルミネーション装飾に適した季節と言えるのです。

理由3:イルミネーションで冬の経済効果に貢献

冬は寒いからと、暖かい家から出なくても通販やネットスーパーなどで買い物を済ませられる便利な時代になりました。その分、何かきっかけがないとわざわざ外出しなくなり、冬の経済の回転率が下がってしまいます。

そんな冬に趣向を凝らした、「見たくなる・行きたくなる」イルミネーションイベントを行うことで、多くの人々の外出するきっかけを作り、イベント会場周辺の施設・飲食店などへの集客・売上アップが期待できます。

都市部のみならず、地方や一企業が独自のイルミネーションイベントを開催するようになった理由は、こうした経済効果が見込める点が大きいからかもしれませんね。

まとめ

なぜイルミネーションが冬に定着したのか、その理由は気候条件や自然への影響、経済効果が見込める点ということがわかりました。どれも納得できる理由だったのではないでしょうか?

きらめくイルミネーションがなぜ飾られているのか、その季節ならではの理由を考えながら鑑賞してみると、今までに気付かなかった新たな発見があるかもしれませんね。