長崎が世界新三大夜景に! 「世界夜景サミット in 長崎」開催
2021年11月19日(金)、長崎県長崎市の常設展示場複合型MICE施設の出島メッセ長崎で「世界夜景サミット in 長崎」が開催。
投票の結果、モナコと上海、そして開催地である長崎市が「世界新三大夜景」に選ばれました!
長崎が「世界新三大夜景」に! 世界夜景サミットとは?
今回、長崎市の出島メッセ長崎で行われた「世界夜景サミット in 長崎」は、一般社団法人 景観光コンベンション・ビューローが主催となって各国・各都市の観光分野の代表者が集い、夜景を活かした観光の魅力や課題について考える国際会議です。
当日はスペインやオーストラリア、台湾やトルコなど海外10カ国と国内地域の観光関係者らが約150人出席し、全国の「夜景観光士」約6100人の審査によって長崎市、モナコ、上海が「世界新三大夜景」に選ばれました。
長崎市とモナコは2012年に初開催となった前回のサミットに続く認定となり、上海は今回で初の選出です。
長崎市の田上富久市長は「これからも世界新三大夜景にふさわしい、質の高い長崎らしい夜景を提供できるよう努力していきます」と話していました。
世界的夜景ブランド「世界夜景遺産」が誕生! 「世界夜景サミット in 長崎」結果発表
9年ぶりに行われた今回の「世界夜景サミット in 長崎」は以下のような結果となりました!
「世界新三大夜景都市」
第1位 モナコ
第2位 長崎市(日本)
第3位 上海(中国)
「世界夜景遺産」創設発表・第一回認定授与式
「世界夜景サミット in 長崎」では、世界的な夜景ブランド「世界夜景遺産」の創設が発表され、夜景観光を盛り上げる第一回の認定地として海外10カ国が選ばれました。
また、各国・国内各地で取り組まれている夜景を活かした街づくり、ナイトツーリズムの促進や観光業の活性化を目指す「共同宣言」を行いました。
・「トップス」セブ島/フィリピン
・「セーラ・ド・ピラル展望台」ポルト/ポルトガル
・「Apotheosa Monaca (アポテオサ モナカ)」モナコ
・「ゲッレールトの丘」ブタベスト/ハンガリー
・「スルタンアフメット広場」イスタンブール/トルコ
・「黄浦公園」上海/中国
・「台湾ランタンフェスティバル」台湾
・「アユタヤのライトアップ遺跡群」アユアタ/タイ
・「ミラドール デル バイエ」トレド/スペイン
・「ビビッド・シドニー」シドニー/オーストラリア
なお、今回の「世界夜景サミット in 長崎」開催にあたっては、新型コロナウイルス対策のためワクチンの接種証明書またはPCR検査の陰性証明の提出がマスコミなど関係者に求められた上での開催となりました。
観光地のみならず、ふと目にした瞬間に束の間の幻想空間へと誘ってくれるようなキラキラとした風景が魅力の夜景。今回の「世界夜景サミット in 長崎」開催を機に、世界各国・国内各地の美しい夜景を活かした新たなビジネスに期待しましょう!