南アルプス市ハッピーパーク「ユネスコエコパークイルミネーション」が好評のうちに終了!
山梨県南アルプス市の総合交流ターミナル「ハッピーパーク」で「ユネスコエコパークイルミネーション」が2023年12月8日(金)から12月27日(水)まで開催され、好評のうちに幕を閉じました。
自然と人の調和をテーマに輝く10万球のイルミネーション
「ユネスコエコパークイルミネーション」が開催された南アルプス市の総合交流ターミナル「ハッピーパーク」は、名産の季節のフルーツや地元ワインなどを販売する観光施設です。今年も南アルプス市の冬の風物詩となっている、イルミネーションイベントが開催されました。地域を盛り上げようと、南アルプス市と市商工会の企画によって毎年開催されています。4年目の開催となる今年のテーマは、「自然と人の調和」。昨年から2万球増え約10万球となった迫力あるイルミネーションが、太陽光で発電された再生可能エネルギーによって灯されました。
音楽と連動してイルミネーションが輝くショーも
会場を取り囲む通路に設置された光のカーテンをくぐると、まず約8メートルのクリスマスツリーが登場。その周りにはシンプルながら洗練された美しさのツリー型のイルミネーションが並び、南アルプスの峰々を連想させます。大きなハートと写真が撮れるフォトスポットも設置され、特にお子様や若者に人気のようでした。
さらに、音楽に合わせてイルミネーションが輝くショーも実施されました。リズムに合わせて思わず踊りだす子供たちも。音楽にはAdoの「唱」が使用され、誰もが知るヒットソングに合わせて輝くイルミネーションが来場者を楽しませていました。
また、キッチンカーの出店もあり、イルミネーションが屋根になっている飲食スペースで、頭上のきらめきを見上げながら食事を楽しむファミリーの姿も多く見られました。期間中はハッピーパークの歳末感謝祭や隣接のカフェ「オーチャード」のピッツァの割引が実施されるなど、イルミネーションと併せて施設のサービスを楽しむことができ、ゆったり過ごせるイベントとなっていました。
自然環境の保全と利活用を目指す南アルプス
イベント名にも「ユネスコエコパーク」と冠されているように、南アルプス地域は生態系の保全と持続可能な利活用の調和を目的としてユネスコが開始した「ユネスコエコパーク」に2014年に登録されました。豊かな自然環境の保全と、それを利活用した農業やエコツーリズムが行われています。今回のイルミネーションのテーマが「自然と人の調和」となっているのも、こうしたユネスコエコパークの思想が影響されているのではないでしょうか。
次回のイルミネーションまではまだ期間が空いてしまいますが、北岳をはじめとした名峰や、おいしいフルーツなど、自然の恵みが楽しめる南アルプス。季節を問わず訪れてみたいですね。
ユネスコエコパークイルミネーション
- 【開催場所】
- 総合交流ターミナル ハッピーパーク
南アルプス市徳永410 - 【開催期間】
- 2023年12月8日(金)~12月27日(水)
- 【点灯時間】
- 17:00〜21:30
- 【公式サイト】
- https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/docs/15582.html