長野県・八ヶ岳の麓にある原村のペンションビレッジ周辺では、イルミネーションイベント「星空のイルミネーション2023」が2023年11月18日（土）から2024年1月8日（月・祝）まで開催され、好評のうちに幕を閉じました。

星降る里で「灯りと光」に包まれる

八ヶ岳の麓・標高1350mに位置し、満天の星空が楽しめる「星降る里」として知られる原村。原村には60軒ほどの宿泊施設がありますが、そのほとんどが個性豊かなペンションなのが特徴です。そのペンションが集まる「ペンションビレッジ」の朝市広場が、イルミネーションイベント「星空のイルミネーション2023」の会場です。

今年は、地元の小学生・中学生・高校生が参加した新たな仕掛けが登場。また、廃品のペットボトルを星のモチーフに活用したり、沿道に設置されたイルミネーションにはソーラーライトが使用されるなど、SDGsを意識した取り組みも行われました。

子どもたちが才能を発揮したプログラミングを活用

木々を活かして森の中に設置されたイルミネーションには、音楽に合わせて光る仕掛けが。プログラミングで制御されているこのイルミネーションは、音楽の選曲からプログラミングまでを原村の小学生・中学生・高校生のチームが担当しました。「Light-O-Rama」という英語のソフトウェアを駆使して、光と音楽を制御するプログラミングの作成に挑戦。歌詞や曲調を意識したこだわりがこもったその出来栄えは、プロも驚くほどのクオリティだったようです。

他にも、気温によって色が変わる、雪の結晶としずくの形をしたイルミネーションも注目されていました。その日の気温によって、いろいろなカラーが楽しめる仕組みも面白いですよね。ちなみに、-6℃を下回ると一番カラフルなレインボーカラーが楽しめるようになっていました。寒さに耐えたご褒美というところでしょうか。

インスタグラムでのフォトコンテストも開催

イベントは終了してしまいましたが、この時開催されたインスタグラムのフォトコンテストの参加作品はハッシュタグ「#原村イルミ2023」で見ることができます。期間中の楽しい様子が味わえますので、来年の開催を心待ちにぜひアクセスしてみては。

また、原村には「星降る里」の所以となる、都市部では見られない満点の星空をはじめとし、素敵なペンションやクラフトショップ、体験、天然温泉など旅の魅力がたくさん。季節を問わず訪れてみたいですね。