JR新橋駅日比谷口にある「SL広場」のシンボル、SL機関車「C11」。このSL機関車が眩い光を纏って輝く「新橋イルミネーション」が2023年11月16日（木）から開催中です！

2023年のテーマは「ひかりのFantasia！」

サラリーマンの街頭インタビューでもおなじみの新橋SL広場が、今年の冬も鮮やかにイルミネーションで飾られます。今回のテーマは「ひかりのFantasia！」。オリジナルサウンドの演出の中で、新橋のシンボルでもあるSL機関車「C11」が色とりどりに輝きます。光と音に包まれて「so happy」になれる、パワースポットならぬパワーイルミネーションとなっています。

歴史を感じる「鉄道遺構」にも注目！

SLの土台部分にもゴールドのイルミネーションが配置されて、まるで黄金の線路を走っているようにSLを際立たせています。この土台部分は、今年港区による鉄道開業150周年の記念事業として、鉄道遺構を移設してリニューアルされました。品川駅周辺の再開発工事の際に発掘された「高輪築堤(たかなわちくてい)」の安山岩が使われています。明治時代の鉄道開業時に、東京湾海上に線路を敷くために築かれた石垣の一部を、実物と同じ傾斜をつけて再現しています。いつも目にするモニュメントも、バックグラウンドを知ると鉄道発祥の地らしいロマンを感じますね。ちなみに、SL機関車「C11」は、鉄道開業100周年を記念して関西から運ばれて設置されたものだそうです。

点灯オープニングでは友好都市の物産展も

2023年11月16日（木）と17日（金）には、SL広場を会場として、イルミネーションの点灯式も兼ねた「2023新橋イルミネーションフェスタ」が開催されました。福島県いわき市と福岡県北九州市のブースも出店されて、物産展やステージイベントが催され大変な賑わいを見せました。旅先の思い出が感じられる物産展と鉄道のイルミネーションというのも、鉄道発祥の地、新橋ならではという感じがしますね。新橋駅の周辺には地方のアンテナショップも多いので、イルミネーションを見がてら立ち寄ってみるのも楽しいかもしれませんよ。

鉄道発祥の地、新橋らしいイルミネーション。ぜひ鉄道の歴史に思いを馳せながら楽しんでみてください。