天女の伝説と灯籠が彩る「江の島灯籠2024」が開催中!

神奈川県藤沢市の江の島で夏の風物詩となっている「江の島灯籠」が今年も2024年7月20日(土)から開催中です!
1000基の灯籠が幻想的に灯る
毎年、江の島の夏の夜を幻想的に彩る「江の島灯籠」は、2023年に「関東三大夜灯(かんとうさんだいよあかり)」にも認定された国内有数の人気イベントです。今年も島内各所に灯る約1000基の灯籠が和の雰囲気を醸し出し、空間デザインを手掛けるクリエイティブチームVELVETA DESIGNによるインスタレーション「光の絵巻」が、天女と五頭龍の伝説を光と音で幻想的に描き出します。
多彩なライトアップスポットで島全体が光で包まれる
島内の各スポットは、それぞれ異なる演出でライトアップされるので、島全体で幻想的な雰囲気が楽しめます。江の島と言えば竜宮城を模した象徴的なデザインの瑞心門ですが、ここから江島神社 辺津宮へかけてのエリアで「光の絵巻」が伝説の様々なシーンを描き出します。辺津宮まで屋外エスカレーターの「エスカー」を利用して登っても、エスカレーター内で天女と五頭龍をイメージしたプロジェクション映像を楽しむことができます。
サムエル・コッキング苑内では、この庭園を造園したイギリスの貿易商コッキング氏に因み、和洋折衷のデザインの灯りが灯ります。中津宮・奥津宮の境内や御岩屋道通りなどには灯籠が灯され、和の雰囲気にライトアップ。さらに中津宮からはヨットハーバーや鎌倉方面の夜景も楽しめます。江の島岩屋にも、ひんやりとした洞窟の中に灯籠の暖かい灯が灯されますが、最終入場は18時までなので明るいうちにまず訪れたいですね。
江の島の誕生にまつわる天女と五頭龍の伝説
インスタレーション「光の絵巻」の題材となっている天女と五頭龍のエピソードは、江戸時代初期に描かれた「江嶋縁起絵巻」に記されている江の島誕生にまつわる伝説です。その昔、鎌倉の湖に住む五つの頭を持つ龍が天変地異で人々を苦しめていたが、大地震とともに海に現れた島に降り立った天女に恋をし、天女の心をつかむために改心し、五頭龍は死ぬまで天女とともに人々のために尽くしたというもの。この龍を祀っているのが鎌倉の龍口明神社で、天女が降り立った島が江の島なのだとか。伝説のストーリーを知ると、鎌倉や江の島の散策がよりロマンティックに楽しめるのではないでしょうか。
浴衣や甚平を着て和の雰囲気を楽しもう
イベント期間中は、浴衣や甚平を着て江の島サムエル・コッキング苑に入場すると、オリジナル手ぬぐいのプレゼントがもらえます。江の島の各スポットが影絵タッチのイラストですごろくになっている素敵な手ぬぐいなので、良い記念の品になりますよ。数量限定なのでご注意を。
また、8月24日(土)、25日(日)の2日間は、イベントステージで、影絵パフォーマンス集団Ambivalentによる影絵と、宗田悠さんによる民族楽器のライブが行われるので、ぜひ予定を合わせて出かけてみたいですね。
※ライブ:18:00〜。影絵上演:19:00〜。
今年の夏の思い出づくりに、素敵な和装と和の光で江の島の夕涼みを楽しんでみませんか?
江の島灯籠2024
- 【開催場所】
- 江の島シーキャンドル・江の島サムエル・コッキング苑及びその他関連施設
- 【開催期間】
- 2024年7月20日(土)〜8月31日(土)
※雨天・荒天中止。 - 【点灯時間】
- 点灯時間18:00〜20:30
※土日祝および 8/12(月・振休)~16(金)は 18:00〜21:00。
※期間中の営業時間は、江の島サムエル・コッキング苑 / 江の島シーキャンドルが9:00~20:30※最終入場20:00(土日祝および8/12~16は21:00まで※最終入場20:30)、江の島岩屋は9:00〜18:00になります。 - 【入場料】
- ・江の島サムエル・コッキング苑
昼間無料
17時以降出場 大人 500円/小人 250円
・江の島シーキャンドル(タワー)大人 500円/小人250円
・江の島岩屋 大人(中学生以上)500円/小人(小学生)200円 - 【公式サイト】
- https://enoshima-seacandle.com/event/enoshimatourou/