明治時代の男爵、藤田傳三郎邸をもとにした観光・イベント施設「太閤園」では、2020年7月4日（土）から敷地内の日本庭園にてイルミネーションイベント「ガーデンイルミネーション 太閤園で夜散歩～藤田傳三郎が見初めた石の世界～」が開催中です！

2020年夏、太閤園で年代物の石像が光に包まれる！

明治時代に財を成した藤田傳三郎男爵の元邸宅「太閤園」では7月4日（土）から、敷地内の築山式回遊日本庭園をカラフルにライトアップするイルミネーションイベントを開催しています。このイルミネーションイベントは去年の夏からスタートしましたが、初回開催にもかかわらず伝統的な日本庭園を光と音で彩る演出で好評を博しました。

夏季のイルミネーションでは第2回目となる今回は、「太閤園で夜散歩～藤田傳三郎が見初めた石の世界～」がテーマ。藤田男爵が集めた石像の神秘的なライトアップを中心に、前回と同じく微細なミストによる雲海の演出や、1630万色もの光のカーテンを張り巡らせた「白糸の滝イルミネーション」も登場し、日本風情溢れる豪華絢爛な夏の夜が太閤園の庭で体現されます。

気分は男爵?! 優雅な料亭でビールを飲みながら鑑賞も

今回の一番の見どころはテーマにもなっている石像で、美術品に造詣が深かった藤田男爵が集めた歴史的価値の高い石像は「石像ナイトミュージアム」として、魅力を最大限に引き出すライトアップが施されます。
さらに、石像のライトアップをより美しく見せる孟宗竹とアクリル製の竹による光の演出「玉響の小径」など、思い出に残る絶景を男爵家邸の豪華な敷地内で見ることができます。

太閤園でのイルミネーションは去年からスタートしたイベントですが、今後は年間約30万人もの人々が訪れる島根県・大根島の日本庭園「由志園」による協力を得ながら、数年かけて演出内容のさらなる充実を図っていくそうです。
また、季節ごとに演出内容を変えていく予定となっていますので、飽きの来ない新鮮なイルミネーションが鑑賞できる点でも太閤園は今後の発展が非常に楽しみなイルミネーションスポットと言えるでしょう。

なお、ガーデンイルミネーションの開催期間中は敷地内の料亭「淀川邸」のテラス席でビアガーデンが実施されています。イルミネーションによる神秘的な日本庭園を眺めながら冷たいビールやお料理をいただくのもおススメです。

この夏、大阪に出向く機会がある方は夏の思い出づくりとして太閤園のガーデンイルミネーションをぜひ鑑賞してみてはいかがでしょうか。藤田男爵が贅と粋を尽くして造らせた日本庭園とイルミネーションのコラボレーションは、きっと忘れられない思い出になるでしょう。