神奈川県・江の島の夜を彩る「江の島灯篭2021」が惜しまれつつも中止に
神奈川県藤沢市の江の島で夏の風物詩となっている「江の島灯篭」が今年も7/17(土)からスタートし、8/31まで開催予定でしたが新型コロナウイルスの感染状況等の影響により残念ながら8/7(土)以降が中止となり、惜しまれつつも幕を閉じました。
今年で14回目となる「江の島灯篭2021」
今回は残念ながら8/7(土)以降の開催が中止となった「江の島灯篭2021」は、島内中央のシーキャンドルを中心に江の島各所が約1000基の灯篭によるライトアップで彩られるイベントです。
14回目を迎えた今回は、「今年の夏は地元で素敵に夕涼み」をテーマに江の島サムエル・コッキグ苑やシーキャンドルなどの人気スポットに加えて、新たに空間デザイナー長谷川喜美さんによる「光の絵巻」の演出が施された江島神社(瑞心門)が登場し、来場者をやさしい光で包みました。
日本の夏らしい伝統文化を堪能できる灯篭によるライトアップは、全国各地に数多くあるイルミネーションイベントのなかでも珍しく、江の島ならではのロマンチックな夜が満喫できるので毎年多くの人々が訪れていましたが、今年は新型コロナウイルスの影響による自粛のため近隣にお住いの方へ向けたイベントとなっていました。
江の島の伝説を光の演出で表現!
「江の島灯篭2021」に今回初登場となった江島神社(瑞心門)の「光の絵巻」では、「悪行を重ねる五頭龍だが恋心を抱く天女に諭されて悪行を断つ」という江の島で言い伝えられている伝説が光の演出によって表現されており、シーンごとに異なる様子は圧巻です。
また、江島神社では辺津宮、中津宮、奥津宮の境内でライトアップが行われており、浴衣を着て散策を楽しむ方も多くいらっしゃいます。
江の島サムエル・コッキング苑や江の島シーキャンドルでは、天女と五頭龍による伝説「江の島縁起」の物語が日本の夏らしい伝統文化「影絵灯篭」で再現されており、昔懐かしい影絵遊びも体感できるので大人も子供も一緒になって楽しむ微笑ましいひとときを過ごしていました。
そのほかにも、御岩屋道通りや江の島岩屋、亀ヶ岡広場の灯篭によるライトアップや中津宮から見える夜景など、幻想的な光の演出が江の島の夏の夜を彩りました。
今年は残念ながら8/7(土)以降の開催が中止となってしまった「江の島灯篭2021」。新型コロナウイルスの早期終息を祈りつつ、感染対策をしっかりと行ないながら来年の夏の開催を楽しみに待ちましょう!
江の島灯篭2021
- 【開催場所】
- 江の島シーキャンドル・江の島サムエル・コッキング苑及びその他関連施設
- 【開催期間】
- 2021年7月17日(土)〜8月31日(火)
※新型コロナウイルスの感染状況等の影響により8/7(土)以降は中止 - 【点灯時間】
- 江島神社・御岩屋道通り・亀ヶ岡広場 18:00〜20:30 土・日・祝と8/7〜15は18:00〜21:00
江の島サムエル・コッキング苑・江の島シーキャンドル 18:00〜20:00(最終入場19:30)※混雑状況により延長あり
江の島岩屋 9:00〜18:00(最終入場) - 【入場料】
- 江の島サムエル・コッキング苑 大人200円/小人100円
※8/1〜 31は一部リニューアル工事のため無料開放となります。
江の島シーキャンドル 大人500円/小人250円
江の島岩屋 大人(高校生以上)500円/小人(小・中学生)200円 - 【公式サイト】
- https://enoshima-seacandle.com/event/enoshimatourou/