長野県北アルプスのふもとに位置する国営公園、国営アルプスあづみの公園の大町・松川地区で「サマーイルミネーション〜日本の夏　和のひかり〜」が2023年8月5日（土）から8月20日（日）まで開催され、好評のうちに幕を閉じました。

自然の中で涼しげな和の風物詩を楽しむ「サマーイルミネーション〜日本の夏　和のひかり〜」

毎年8月に開催される国営アルプスあづみの公園のサマーイルミネーションは、北アルプスの豊かな自然とともに壮大なイルミネーションが楽しめるのが大きな魅力です。今年は「大町・松川地区」エリアで開催され、子ども縁日や手持ち花火広場といったイベントとともに、連日多くの来場客でにぎわいました。

2023年のテーマは「日本の夏〜和のひかり〜」。音楽と連動する直径16ｍの迫力のイルミネーション花火をはじめ、ライトアップされた150本以上の和傘や約300個のガラス風鈴が並ぶ幻想的な散策路など、涼感をたっぷり味わえる日本の風物詩が華やかなイルミネーションとして夏の夜空に輝きました。

頭上に輝く全長70メートルの天の川イルミネーション

今回新たに登場した特に注目のスポットが、頭上に天の川をイメージしたイルミネーションが輝く全長70メートルの光のトンネル。青い輝きに包まれる幻想的な雰囲気が楽しめます。時折頭上を光が横切る流れ星をイメージした演出もロマンチックです。

日本の夏といえば！高くそびえるやぐらでお祭り気分に

木に高く張り巡らされた迫力のイルミネーションで夏祭りの「やぐら」を表現。提灯の明かりと夏祭りらしい音楽が辺りをお祭り気分に盛り上げます。足元には思わず追いかけたくなる可愛い金魚のプロジェクションマッピングも。お祭りらしい楽しい雰囲気に小さなお子様も大はしゃぎでした。

四季を通して楽しめる国営アルプスあづみの公園

国営アルプスあづみの公園は「自然と文化に抱かれた豊かな自由時間活動の実現」をテーマとした「大町・松川地区」「堀金・穂高地区」の２つのエリアから成る豊かな自然環境に囲まれた都市公園です。今回の「サマーイルミネーション〜日本の夏　和のひかり〜」は、北に位置する「大町・松川地区」で開催されましたが、どちらかの地区の入園券で両地区の行き来が可能なので、日中は堀金・穂高地区で遊んで、イルミネーションの点灯時間は大町・松川地区を楽しむという方もいらっしゃいました。

多くの来場者でにぎわった「サマーイルミネーション〜日本の夏　和のひかり〜」は、残念ながら今回の開催期間は好評のうちにすでに終了していますが、次回の開催時期に北アルプスへおでかけの予定がある方は、ぜひ２つのエリアに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。