クリスマスツリーやリースはいつから飾りはじめる?

ハロウィンが終わると、クリスマスツリーや街路樹にイルミネーションが施されたり、ショッピングモールのディスプレイがクリスマス仕様に変わるなど、街は一気にクリスマスムードに切り替わります。
そんな雰囲気に触れると「うちでもそろそろクリスマスツリーを飾らなければ!」という気持ちになりますが、そもそもクリスマスツリーやクリスマスリースなどの飾りは、いつ頃から飾り始めるかご存知ですか?
クリスマスツリーはクリスマス4週前の日曜日に飾る
クリスマスは、本来イエス・キリストの生誕祭です。
キリスト教では12月25日の4週前の日曜日から12月24日(クリスマスイブ)までを、キリストが降臨するまでの準備期間である「待降節(アドベント)期間」としています。
その始まりが、毎年11月30日に一番近い日曜日であることから、海外ではこの日にクリスマスツリーの飾り付けを始める家庭が多いようです。
もちろん「絶対にこの日じゃないといけない」というような厳密な決まりはありませんが、日曜日という家族が集まりやすい日を起点としているのは、家族と過ごす時間を大切にする欧米の文化ならではと言えるのではないでしょうか。
クリスマスツリー以外の飾りはいつ飾る?
クリスマスツリー以外の飾りと言えば、クリスマスリースやクリスマスオーナメントなどがあります。
これらもクリスマスツリーと同様にキリスト教の慣習にならうのであれば、11月30日に一番近い日曜日から飾り付け始めましょう。
しかし、こと日本においてはイベントからイベントへの切り替えが年々早くなってきているため、ハロウィンが終わってからまずはリースやオーナメントだけ、お部屋のインテリア小物のひとつとして飾っても、クリスマスへの期待感が高まるのでオススメです。
毎日ひとつずつオーナメントを増やしていくなどの工夫をしても楽しいですね。
クリスマス飾りをLEDライトでバージョンアップ!
クリスマスツリーに飾られるもののひとつとして、キラキラ輝く電飾があげられます。
近年は豆電球タイプからLEDタイプへシフトしてきているため、省エネかつ火災等事故の心配も減り、ペットや小さなお子様がいるご家庭でも、夜通し安心して使えるようになりました。
あらかじめツリーに付属している電飾にプラスして、玄関やリビングの一角などをLEDライトでデコレーションすると、これまで以上にバージョンアップしたクリスマスの雰囲気を楽しめますよ。
本格派の方は、家の外壁やベランダをLEDイルミネーションでライトアップするのもオススメです。その場合も、クリスマスツリーの飾り付けと同じく「11月30日に一番近い日曜日」に飾り始めることをひとつの目安としてみてください。
2017年は11月26日(日)を飾り付け開始の目安に
毎年クリスマスツリーを出すタイミングをなんとなく決めていた方や、直前に慌てて出していた方も、「11月30日に一番近い日曜日から飾り始める」ということを知っているだけでも、クリスマスツリーをいつから出そう?と悩むことはなくなるのではないでしょうか。
2017年のクリスマス4週間前の日曜日は11月26日(日)。
この日からクリスマスの飾り付けを始めることをひとつの目安として、長くクリスマスのワクワク感を楽しんでみてはいかがでしょうか。