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楽しくて不気味!?ハロウィンを盛り上げるイルミネーション

子供たちの「トリック・オア・トリート!」の掛け声でおなじみ、秋恒例のイベントとなっている「ハロウィン」。元来日本ではなじみの薄いイベントでしたが、今ではその知名度も広がって様々なイベントがテーマパークや商業施設で開催されており、その経済効果はバレンタインデーを上回る勢いです。

お化けや魔女のような仮装をしたりお菓子をもらったりと、楽しく不気味なイメージのハロウィンですが、その由来はどういったものなのかよく知らないという方も多いのではないでしょうか?

今回はハロウィンの由来や、さらにイベントを盛り上げるイルミネーションの使い方などをご紹介します。

ハロウィンてそもそもどこの国の何のお祭り?

ハロウィンのルーツは、古代ケルト人の伝統だった冬の始まりを祝う「サウィン祭」と言われています。この時期には、日本のお盆のようにこの世とあの世が行き来できるようになると信じられており、祭司たちはかがり火を焚いてその火を各家庭に配り、あの世から悪い妖精が入り込んでくるのを新しい火が防ぐよう、いわゆる厄払いをしていたそうです。

その後16世紀ごろから仮装をして家々を周る習慣が加わりました。悪い妖精の姿を真似ることで代わりにお供え物をもらったり、身を守ったりする意味があったと考えられています。

子供たちが「トリック・オア・トリート!」の掛け声でお菓子を求めて各家庭を周る習わしも、英国のイングランド諸州で19世紀前半ごろまで広まっていた万霊節の風習が元になっており、これもケルトの風習が発展したものと言われています。

19世紀になりアイルランドやスコットランドからの移民が多くアメリカに定着したため、これらの風習がハロウィンとして広く広まるようになっていきました。さらにクリスマスとは違ってキリスト教との関連が薄いこともあり、人種や宗教に関係なくほとんどの人々に受け入れられていきました。ハロウィンはだれでも楽しむことができるお祭りということなんですね。

本場はハロウィンの飾り付けも本格的!

ハロウィンの本場アメリカでは、夕方6時ごろから子供たちが仮装をしてお菓子を集めるバケツや袋を片手に家々を周ります。可愛らしい「トリック・オア・トリート!」の言葉に、各ご家庭も楽しそうにお菓子を手渡す微笑ましい風景がそこかしこに。

しかしご家庭によっては、やってくる訪問者に挑むように庭先をお化けや骸骨、ハロウィン定番のジャック・オー・ランタン等のモチーフで不気味に飾り付けています。日没からが本番となるので、暗闇に映えるLEDライトを使ったイルミネーションやライトアップで派手に飾り付けるお宅も多く、クリスマス顔負けの不気味で煌びやかな風景が広がります。迎えるご家庭の人も本格的なコスプレで子供たちを驚かせたりということも。知らないお宅を訪ねるということも相まって、子供達にはちょっとしたお化け屋敷のようなドキドキした体験にもなるようです。

ハロウィンをLEDライトやイルミネーションで盛り上げよう!


日本では子供たちが一般家庭を周るということは少ないと思いますが、ショーウィンドウなど商業施設やイベント会場のハロウィンらしい飾り付けには心が躍りますよね。親しい人同士で集まり、部屋を飾り付けてハロウィンパーティーを催すのも楽しいのではないでしょうか。戸外でも過ごしやすい時期ですので、庭先をライトアップして屋外でホームパーティーも良いかもしれません。

イルミネーションはパープルやオレンジカラーのハロウィンらしい配色がおすすめです。LEDロープライトをコウモリやかぼちゃなどの形を型取ってデコレーションすれば簡単にオリジナルの飾り付けを作ることもできます。また、かぼちゃをくりぬいて中にろうそくを灯すジャック・オー・ランタンも、ろうそくの代わりにLEDライトを使えば、お子様やペットが居ても安心して手作りランタンが楽しめますよ。

ハロウィンは大人も子供も、誰でも楽しめるイベントです。秋の夜長、暗がりが長くなるこの季節に、親しい人達と夜の少し不気味なイベントで楽しく過ごしてみませんか?ぜひイルミネーションを使って、楽しく安全にハロウィンを盛り上げてみてください。ハッピーハロウィン!

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