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iPhoneでイルミネーションを綺麗に撮影するコツ

近年、趣向を凝らしたイルミネーションイベントが増えてきています。
今度はどこへ行こうかと楽しみにされている方も多いのではないでしょうか?

きらめくイルミネーションの光に感動し、気軽に撮影できるスマートフォンで撮影した経験を持つ方も多いはず。しかし、イメージ通りに撮影できず、実際はもっときらびやかで幻想的な雰囲気だったのに!と悔しく思った経験はありませんか?

難しいと思われがちなイルミネーションの撮影も、ほんの少しのコツさえつかめば、今までより断然美しく綺麗に撮影することができます。

今回はスマートフォンの中でもiPhoneに特化して、初めてでも簡単にイルミネーション撮影ができる8つのコツをご紹介します。

ブレずにイルミネーションを撮影する5つのコツ

脇を締め両手でしっかりとiPhoneを持つ

まずは体を固定し、脇をしっかりしめて腕が動かないようにします。
なるべく手のひら全体を使い、両手でしっかりiPhoneを包みこむように持ちましょう。

撮影場所に、手すりや柵、テーブルなど平らな場所があれば、体をそれらに密着させた状態で撮影すると、ピントのズレやブレが軽減されます。

ブレを軽減できるグッズを利用する

iPhoneにも対応したスマートフォン用三脚を使うと、体を固定するよりもしっかりとiPhoneが固定されるため、ブレ知らずの写真撮影が簡単に行えます。

また、iPhoneのシャッターを離れた場所からリモコン操作で押すことのできるグッズを使用すると、本体のシャッターボタンを指で触る際のわずかなブレがなくなるため、よりシャープな写真撮影が行えます。

三脚やシャッターリモコンなどの便利なグッズを利用すれば、イルミネーション全体を入れた自撮りや集合写真も簡単に撮影できそうですね。

iPhoneのイヤホンボタンを活用する

iPhoneでシャッターを切る方法は、カメラアプリ内の白いシャッターボタンを押す、または本体のボリュームボタンを押す以外にも、実はiPhone純正のボリュームキー付きのイヤホンでシャッターを切ることができることをご存知ですか?
イヤホンの「+」または「-」のキーボタンを押すことでシャッターを切ると、画面やiPhone本体の音量ボタンを押すよりも、ピントのズレやブレがなく写真を撮影できます。

セルフタイマー機能を使う

iPhoneのカメラアプリには、セルフタイマー機能が備わっています。
タイマー間隔は3秒と10秒が選択できるため、シーンに応じて使い分けてください。

セルフタイマーを選択し、シャッターボタンをタップするとカウントダウンが始まり、設定した秒数が経過した後に撮影が行われるため、シャッターを手押しするタイミングでのブレがなくなります。イルミネーションと一緒に自撮りする際にも使えるテクニックですので、覚えておくと何かと役立ちますよ。

「AE/AFロック」機能を上手に活用

「AE/AFロック」とは、撮りたいものに合わせてピントと明るさを固定できる機能です。
iPhoneを撮りたいものに向けてから画面を長押しすると、AE/AFロックの黄色いフォーカス枠が現れ、被写体にしっかりとピントが合うようになります。

撮りたいイルミネーションをしっかり捉えるのに有効なテクニックなので、ぜひ利用してみてください。

イルミネーションをより綺麗に撮影する3つのコツ

写真を自動調整してくれる「HDR」機能を利用

iPhoneには「HDR(ハイダイナミックレンジ)」という、露出の異なる3枚の写真から良い部分だけ抜き出し、その場で1枚の写真に自動で合成してくれる機能が搭載されています。
イルミネーション撮影時は大抵夕方〜夜間に行われます。周囲は暗いのにライトは明るいため、露出差が大きいことがイルミネーション撮影を難しくさせていました。

明るすぎて色が白く抜けてしまったり、暗すぎて色がつぶれてしっていた場面でも、HDR機能を使用すると、肉眼で見た景色により近くなるよう自動で調整してくれるのです。こんなに便利なHDR機能ならば、イルミネーション撮影時には、ぜひ積極的に利用したいですね。

あえてイルミネーションからピントを外す

イルミネーションに使われているLEDライトそのものにピントを合わせるより、例えばイルミネーションの手前に立っている人物にピントを合わせることで、LEDライトひとつひとつが「玉ボケ」と呼ばれる美しい球状の光の粒になります。

あえてイルミネーションからピントを外すことで、ボケ味が幻想的な雰囲気を生み出し、ライトの光量も増えたかのような明るい写真を撮ることができます。
iPhoneにも対応したスマートフォン用の別付けができる望遠レンズを使用して、撮りたいものの背景をぼかすという方法もオススメです。

ムービーモードからとっておきの一枚を切り取る

近年、音や水などと連動して、光が流れていくかのような演出を行う、動きのあるイルミネーションも増えています。一瞬の光を上手に撮影するのはなかなか難しいもの。

そんな時は、iPhoneのビデオモードでイルミネーションを撮影します。この時、歩きながらの撮影はせず、iPhoneは動かないようにしっかり固定するのがポイントです。

撮影した動画を確認し、ここぞというタイミングで動画を一時停止し、画面のスクリーンショットを撮れば、イルミネーションを最高のタイミングで写真として残すことができます。

コツさえつかめばイルミネーションも綺麗に撮影ができる

以上、iPhoneでイルミネーションを撮影する際に役立つコツを8つご紹介しました。
特別な道具を使用せずとも、iPhone搭載の標準機能を活用するだけでも、今まで以上に美しくイルミネーションを撮影することができます。

今回ご紹介した撮影のコツは、iPhoneのみならずAndroidなどの他のスマートフォンでも共通して使えるものもあるので、是非この冬のイルミネーションイベントで積極的に活用してみてください。

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