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夏は突然の雨に注意! サマーイルミネーションの防水対策

イルミネーションといえば冬の風物詩として定着していますが、最近では夏場に開催される「サマーイルミネーション」も増えてきています。
自宅で飾ってみようという方も多く、タイミング的にもクリスマスシーズンを迎える前のお試しとしてオススメな一方、この時期に注意しなければならないのが梅雨や夕立による水濡れです。

そこで今回は、イルミネーションを雨から守る防水対策についてご紹介します。

イルミネーションが水濡れすると思わぬトラブルを招くことも

冬のクリスマスシーズンも同様ですが、特に梅雨や突然の夕立など雨が降ることの多い夏場にイルミネーションを屋外に飾り付けるときは、防水対策をしっかりと行っておく必要があります。

イルミネーションが雨に濡れてしまうと、水が侵入して故障する原因となるだけでなく、漏電して思わぬ事故に繋がる可能性があるため大変危険です。
また、水濡れするとイルミネーション本体だけでなく、その他の配線や電源までもが破損してしまう恐れがあるので、飾り付ける際は防水対策が非常に重要なのです。

イルミネーションを雨から守る防水対策

イルミネーションの防水対策を重点的に行っておく必要があるのは、主にコントローラーとコードが繋がるコネクタの部分です。

コントローラー

イルミネーションのコントローラーの中には大事な基盤などの電子部品が入っており、水に濡れてしまうと故障の原因となります。
最悪の場合、イルミネーションのライトが全く点灯しなくなってしまいますので注意しておきましょう。
防水対策の一つとしてビニール袋で本体を覆うといった方法がよく見受けられますが、ビニール掛けは結露の危険性があります。
単に傘として使うのであればOKですが、完全に覆うと結露して故障の可能性が高くなりますので避けるようにしましょう。
コントローラーを雨から守るには、水濡れしやすい場所の設置は避けるようにするといった基本的なポイントをしっかり押さえるのが得策です。

コネクタ部分

イルミネーションのコードが繋がるコネクタの部分も浸水しやすい箇所です。
こちらはよくテープをコードに巻いて防水対策するという方法をとる方がいらっしゃいますが、
慣れた人が巻けばそれなりの効果があるものの、下手な人が巻くとかえってテープ内に湿気や水がたまり漏電しやすくなります。
そのため、コネクタはあらかじめ防水性が高いものを選び、テープを巻くよりもしっかりとコネクタを締めることをオススメします。

屋外用の防水加工されたイルミネーションを選ぶ

そのほかの防水対策としては、イルミネーションを購入するときにキチンと屋外に対応したものを選び、「防雨加工」や「防水加工」などと記載されている製品かどうかも確認しておくのが失敗しないポイントです。
また、誤って防水加工されていない製品や室内用のイルミネーションを使って水濡れしてしまうと、故障の原因となるだけでなく思わぬ事故に繋がる危険がありますので絶対に使用は避けてください。

このように、安全にイルミネーションを楽しむためにも事前にしっかりと防水対策は行っておき、急な雨に降られても慌てずに対応できるようにしておきましょう。

番外編:雨のイルミネーションイベントに出かけるのもアリ?

雨のイルミネーションイベントに出かけるのもアリ?

雨の日はおうちでついゆっくり過ごすことが多くなってしまいますが、観光地やテーマパークなどでは梅雨の時期や雨天時にもイルミネーションイベントを行なっているところがあります。
雨や水たまりにイルミネーションの光が反射するなど、雨の中で輝く様子は普段とは異なる演出のように美しく感じられるので、雨の日にしか見られない景色を堪能しにお出かけしてみるのもよいかもしれませんね。

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