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イルミネーションの「色」には心理効果がある? 色別の効果について

秋から冬にかけて、街を華やかに彩るイルミネーション。
イルミネーションはLED照明の発達によりカラーバリエーションも増えており、使われている色にはそれぞれ心理効果があるといわれていることをご存知でしょうか?

色が与えるイメージや効果を知っておくと、イルミネーションを見にお出かけした際の話題にもできるので、ぜひチェックしてみてください。

イルミネーションの色別心理効果とは?

赤色

赤はインパクトのある色で、血行を良くし、アドレナリンの分泌を促すパワーがあるとされる色です。
心が解放され、非日常的な感覚に引き込まれると同時に、精神を高揚させて積極的な行動を促す効果があるといわれています。
そのため、やる気がない、勇気が欲しい、落ち込んでいる時などに前向きな気分にさせてくれることが期待できます。
遊園地などで使われていることが多い色でもあります。

青色

青は、近年の青色LEDの普及によってイルミネーションでも増えてきている色です。
澄んだ青色は、気持ちを落ち着かせたり、心を癒したり、集中力を高めたりする効果があるとされています。
感情を理性的に持っていき、冷静さを取り戻すことができるともいわれている色です。
また、犯罪抑止効果にもつながるとされ、街灯やイルミネーションに青のライトを使用すると犯罪が減ることがイギリスや日本など多くの国で証明されています。

黄色

黄金色の光がきらめく黄色のイルミネーションは、特に美しく感じますよね。
黄色には、脳を刺激し、人の心を元気づけ、アイデアやひらめきをもたらし、思考を前向きにする効果があるとされています。
色彩学では「知性・集中力・決断力」を促進する色とされており、食欲がない、疲れている、やる気が出ないなどの状況を好転させる時などに使われます。
そのため、寒い冬の夜に暗い気持ちになりがちなときは、黄色のイルミネーションを見て気分を上げるとよいでしょう。

オレンジ色

寒い冬には、オレンジのイルミネーションが特に暖かく見えます。
オレンジ色には、喜びや明るさを取り戻し、心の悩みを癒してくれる効果があるといわれています。
プレッシャーを感じている、人間関係に悩んでいる、ストレスを感じているような人には、オレンジが効果的です。
色彩学では、オレンジは食欲増進、うつ症状の回復、精神的なダメージの癒しなどの効果があるとされています。
もともとオレンジは朝日や夕日の色であり、人間の生活と深く関わっている色で、寝室では真っ白な照明よりもオレンジ系の照明の方が落ち着くという方も多いのではないでしょうか?
ストレスを感じているときは、オレンジ色のイルミネーションを見て気持ちを落ち着けるとよいでしょう。

白色

ホワイトイルミネーションには、格別な美しさがありますよね。
イルミネーションは一般的に雪の降りやすい寒い冬に開催されるため、白色はまさにその時期のイメージに合っています。
明るく清潔な印象で、空間を広く見せる効果もあり、クリーンで無垢なイメージから非常に人気の高い色です。
さらにブルーと組み合わされば、より冬の寒さを感じるような色合いのイルミネーションを演出できて、気持ちを落ち着かせる効果も発揮します。

色彩効果を覚えてイルミネーションを見に行こう!

色彩効果を覚えてイルミネーションを見に行こう
以上のようにイルミネーションには色によって様々な心理効果があります。
イルミネーション自体には、開放感や非日常感をもたらす効果がありますが、使われる色にも実はそれぞれ異なる効果があるのです。

イルミネーションイベントへお出かけした際は今回ご紹介した色彩効果を感じながら見るのも楽しみ方の一つになるかと思います。
ぜひ、色ごとに異なる効果を覚えてお出かけしてみてくださいね。

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