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防犯に便利なセンサーライトの選び方と設置のポイント

人の動きや存在を感知して自動的に点灯・消灯する「センサーライト」は、エネルギー効率の良さ、利便性や安全性の向上など、多くのメリットを持つ照明装置です。

今回は、センサーライトの仕組みや種類、選び方、設置の注意点について解説します。

センサーライトとは?

センサーライトは、特定のセンサーによって人の動きや物体の存在を感知し、自動的に点灯または消灯する照明装置です。
人や車が近づくと自動的に点灯し、その後一定時間経過すると自動的に消灯するものが一般的で、主に家庭やオフィス、商業施設など、様々な場所で利用されています。

センサーライトの仕組み

人感センサー

人感センサーは、人の動きや存在を感知するセンサーです。主に人体から発せられる赤外線や静電気をはじめ、音に反応して検知するものもあります。
そのため暗闇でも人の存在を感知することが可能です。

照度センサー

照度センサーは、周囲の明るさを感知するセンサーです。周囲が暗くなるとこれを感知して点灯し、明るくなると消灯します。
照度センサーを利用したライトは、特に屋外での使用に適しており、日中は不必要な電力を消費しないというメリットがあります。

センサーライトのメリット

センサーライトはその機能性と利便性から、様々なメリットがあります。

エネルギー効率の向上

センサーライトは人や動物の動きを検知して自動的に点灯し、検知がなくなると自動的に消灯するため、無駄な電力消費を防いでエネルギー効率を向上させます。
環境にやさしく、長期的に見れば電気料金の節約にもつながります。

安全性の向上

センサーライトは夜間でも明るく照らすことができるため、転倒などの事故を防ぐだけでなく、不審者が侵入しようとしたときにその存在を照らし出し、防犯対策にも効果的です。

利便性

センサーライトは手がふさがっていても自動的に点灯するため、非常に便利です。
操作が基本的に不要なので、高齢者や子供が暮らす家庭でも安全かつ安心して利用できます。

設置の自由度

乾電池式やソーラー式の場合、電源がない場所でもセンサーライトの設置が可能なため、庭や玄関、車庫など、様々な場所で利用できます。

センサーライトの種類と選び方

センサーライトは電源方式により、「乾電池タイプ」「コンセントタイプ」「ソーラータイプ」の3種類に大きく分けられます。
ここでは、それぞれの特性と選び方について説明します。

乾電池タイプ

乾電池タイプは電源がない場所でも設置可能であり、場所を選ばない利点があります。
ただし、使用頻度が高いと電池交換が頻繁に必要となるので、定期的にチェックを行いましょう。

コンセントタイプ

主に壁のコンセントから電力を供給するタイプで、一般的に出力が大きいため広い範囲を照らすことが可能です。
電池交換の手間がないという利点がありますが、電源が近くにない場所では設置ができません。

ソーラータイプ

ソーラータイプは日中に太陽光を受けて電力を蓄え、それを使って夜間に点灯するもので電池交換や電源供給の必要がなく、エコフレンドリーです。
しかし、日照時間や天候によっては十分な電力が蓄えられないこともあります。

これら主に3つのタイプの中から選ぶ際には、センサーライトを設置する場所や使用頻度、必要な照明の範囲や明るさ、電源の有無などを考慮すると良いでしょう。

センサーライト設置の注意点

センサーライトを設置する際には、以下の点に注意が必要です。

取り扱い説明書の確認

センサーライトの製品ごとに特性や設置方法が異なるため、必ず取り扱い説明書を読みましょう。
誤った取り扱いは、製品の故障や怪我の原因になる危険があります。

適切な設置場所の選定

センサーの感知範囲内に頻繁に動く物体があると誤作動の原因になります。
また、温度変化や直射日光などもセンサーの性能に影響を及ぼすため、これらを避ける場所に設置しましょう。
雨に当たりやすい場所も避けてください。

電源の確認

コンセントタイプのセンサーライトを設置する場合、電源の位置や長さを確認しましょう。
ソーラーパネルタイプの場合は、十分な日照が得られる場所を選ぶことが重要です。

高さの調整

センサーライトを取り付ける高さや角度も、感知の範囲と効果に影響します。
高すぎると広範囲をカバーできず、低すぎると遠くを感知できない可能性があります。

センサーライトを導入して快適な生活を

センサーライトを導入して快適な生活を
センサーライトは、無駄な電力消費を減らして暗闇での犯罪や事故を防ぎ、かつ設置も自由自在で手軽に安全と利便性が手に入るのが魅力です。
その機能性を理解した上でニーズに合ったものを選ぶことが大切ですので、今回ご紹介したポイントを参考にベストなセンサーライトを見つけて活用しましょう。

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