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暮らしに欠かせないLEDライトの歴史

LEDライトはイルミネーションや室内の明かりだけでなく、身近なLEDグッズなども販売されており、私たちの暮らしに欠かせない照明として活躍しています。
今後まだまだ発展していく可能性があるLEDライトですが、これまでどんな歴史を辿りどのように進化してきたのかご存知でしょうか?

今回は、LEDライトの歴史についてご紹介します。

暮らしに欠かせない「明かり」の歴史

私たちが生活していく上で欠かせない「明かり」。
LED照明は第四世代の明かりといわれており、第一世代のろうそく、第二世代の白熱電球そして第三世代の蛍光灯に続く照明として現在に至っています。

明かりの歴史は焚き火などが主流だった紀元前、のちに第一世代と呼ばれるろうそくの発明から始まったとされています。
ろうそくは19世紀から各国で設置され始めたガス灯や、トーマス・エジソン氏によって発明された第二世代の白熱球が登場するまで室内の主な照明として使われていました。

その後20世紀に入り、白熱球に代わって広く普及したのが現在も使用されている第三世代の明かり、蛍光灯です。そして、21世紀になってからLEDライトが普及し始め、これまでの照明に代わる第四世代の明かりとしてさまざまな場面で活躍しています。

これまでの照明の歴史を受け継ぐLEDライトは、蛍光灯と比べて寿命が長くて省電力なだけでなく、光の輝きが強く環境にも優しい照明として使用されており、今後さらなる発展が期待されています。

実は古くから研究されていたLED

LEDライトは第四世代の明かりとして現在広く普及していますが、実は歴史が古く1906年にはLEDの起源となるものが登場していました。

そして、1962年ごろに「LED発明の父」と呼ばれているニック・ホロニアック氏によって赤色に光るLEDが発明されます。さらに、1970年代には黄色や黄緑色などのLEDも開発されていました。

これらのLEDは主に表示用の光源として利用されていましたが、日本人研究者が生み出した青色のLEDがさらなる発展のきっかけとなり、それを応用して1996年に現在のLEDライトの原型となる白色LEDが誕生しました。
その後、一般での実用化に向けてさまざまな改良が行なわれた結果、現在のLEDライトとして広く普及されるようになりました。

LEDライトが照らす未来に期待

LEDライトが照らす未来に期待
イルミネーションや室内の明かりなど、さまざまなところで使用されているLEDライトの歴史についてご紹介しました。

焚き火などから始まった「明かり」の歴史は、多くの先人の努力によって形を変え進化してきました。
近い将来さらなる文明の発達とともに、LEDライトが現在の私たちでは想像もつかないような豊かな未来を作り出してくれるかもしれませんね。

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